DropBoxと違って、最大50GBまで無料で使えるそうなので(条件付きですが)
ServersMan@VPSで使えるかどうか試してみました。
■環境
・サーバーサイド
DTIのServersMan@VPS
・クライアントサイド
Mac OS X Snow Leopard 10.6.8
■導入手順
1.SpiderOakのrpmファイルをゲットする
https://spideroak.com/download/?startdownload=true
の中から抵当なものを選んでダウンロード。
今回は、CentOS用をダウンロード。
wget https://spideroak.com/directdownload?platform=centos&arch=i386
2.rpmをインストール
rpm -ivh {いまダウンロードしてきたrpmファイル名}
このとき、こんなエラーが出るかもしれません。
Failed to open connection to system message bus: Failed to connect to socket /var/run/dbus/system_bus_socket: No such file or directory
そんなときは、
/etc/init.d/messagebus start
でメッセージバスを起動してあげればOK。
DTIのVPSは、通常(?)はサーバーとして使っているはずなので、多分起動していないかもしれないので注意。
3.SpiderOakを起動
無事インストールできたら、SpiderOakを起動します。
SpiderOakって打てばOK
SpiderOak --version
SpiderOakだけ打つとSpiderOakが起動するんですが、たぶんこんな感じのエラーがでます。
Fontconfig error: Cannot load default config file SpiderOak: cannot connect to X server
なので、Xの準備をしてあげます。
・VPSサーバの設定
yum install xauth vi /etc/ssh/sshd_config
X11Forwardingのコメントアウトを外す。
#X11Forwarding yes↓
X11Forwarding yes
ついでに、Xがちゃんと動くかテストするために
xclockも入れちゃいます。
yum install xclock
再起動厨なので、sshを再起動します。
/etc/rc.d/init.d/sshd restart
これでサーバー側の設定はおしまい。
コンソールから抜けたら、Macの設定もします。
・Macの設定
vi .ssh/config
を編集して、以下を修正(もしくは、追記)します。
ForwardX11 yes
4.SpiderOakの起動
sshで再度ログインします。
このとき、Xが上手い具合に起動しないかもしれません。そんなときは、sshのオプションとして-X
SpiderOakを起動します。
サーバ上でSpiderOakコマンドを実行すると、Mac上でx11が起動します。
初回ログイン時は、Create1st Deviceって方を選んでください。
Macのクライアントで一度ログインしている方は、下の方のExisting Userって
方で大丈夫です。
画面キャプチャーにも表示されているようなCategoriesの赤字が出ている場合は、
右端上のAdvancedを押して、ファイル一覧ページに飛んでみると良いかと思います。