2011/11/15

SpiderOak(DropBoxみたいなやつ)をServersMan@VPSで使ってみる

DropBoxみたいに使えるサービスにSpiderOakってのがあるみたいです。
DropBoxと違って、最大50GBまで無料で使えるそうなので(条件付きですが)
ServersMan@VPSで使えるかどうか試してみました。


■環境
・サーバーサイド
DTIのServersMan@VPS
・クライアントサイド
Mac OS X Snow Leopard 10.6.8


■導入手順
1.SpiderOakのrpmファイルをゲットする
https://spideroak.com/download/?startdownload=true
の中から抵当なものを選んでダウンロード。
今回は、CentOS用をダウンロード。
wget https://spideroak.com/directdownload?platform=centos&arch=i386


2.rpmをインストール

rpm -ivh {いまダウンロードしてきたrpmファイル名}


このとき、こんなエラーが出るかもしれません。

Failed to open connection to system message bus: Failed to connect to socket /var/run/dbus/system_bus_socket: No such file or directory

そんなときは、

/etc/init.d/messagebus start

メッセージバスを起動してあげればOK。
DTIのVPSは、通常(?)はサーバーとして使っているはずなので、多分起動していないかもしれないので注意。

3.SpiderOakを起動
無事インストールできたら、SpiderOakを起動します。
SpiderOakって打てばOK

SpiderOak --version


SpiderOakだけ打つとSpiderOakが起動するんですが、たぶんこんな感じのエラーがでます。

Fontconfig error: Cannot load default config file

SpiderOak: cannot connect to X server

なので、Xの準備をしてあげます。


・VPSサーバの設定


yum install xauth

vi /etc/ssh/sshd_config


X11Forwardingのコメントアウトを外す。

#X11Forwarding yes

X11Forwarding yes



ついでに、Xがちゃんと動くかテストするために
xclockも入れちゃいます。


yum install xclock



再起動厨なので、sshを再起動します。

/etc/rc.d/init.d/sshd restart


これでサーバー側の設定はおしまい。
コンソールから抜けたら、Macの設定もします。


・Macの設定

vi .ssh/config

を編集して、以下を修正(もしくは、追記)します。

ForwardX11 yes



4.SpiderOakの起動
sshで再度ログインします。
このとき、Xが上手い具合に起動しないかもしれません。そんなときは、sshのオプションとして-X
SpiderOakを起動します。
サーバ上でSpiderOakコマンドを実行すると、Mac上でx11が起動します。


初回ログイン時は、Create1st Deviceって方を選んでください。

Macのクライアントで一度ログインしている方は、下の方のExisting Userって
方で大丈夫です。




画面キャプチャーにも表示されているようなCategoriesの赤字が出ている場合は、
右端上のAdvancedを押して、ファイル一覧ページに飛んでみると良いかと思います。